ミワンダフル
「メイクで世界中を笑顔に!」をテーマに掲げる、世界に一人だけのメイクスマイルアーティスト。オリジナルの大きなピンクフレームを担ぎ、世界中をメイクしながら旅をする活動『MakeUpTour』を2011年から開始し、札幌から単身ニューヨーク、ロサンゼルス、香港、台湾、上海、パリ等、各国を巡る。その時、ストリートで行ったメイクアップパフォーマンスは、「ミラクル!」「ワンダフル」と世界中で絶賛される。中でも一番、女の子たちから支持されたのは〝楽しく、わかりやすく、なりたい顔になれる〟魔法のようなメイク術、見ている観客をも引き付けるエンターテインメントショーのようなパフォーマンス。「メイクはもっと自由に楽しんでいい!」というメッセージを、言葉が通じなくても実際に体現して伝える、様々な活動は瞬く間に評判となった。昨今では、このダンスや音楽と融合して作り上げるメイクパフォーマンスを「まるでメイクを手段とした現代アート」として取り上げられることもある。その発想から美容業界のみならず、他業界からも注目が集まり始めている。「世界に一人だけのメイクスマイルアーティスト」として、ミワンダフルはこれからも世界に飛び出し、「変わりたい」「もっと勇気を持って前に進みたい」と願う世界中の女の子を笑顔にし続ける。
Yuri(桜井有里)
2011年に立ち上げた新宿百人町にあるMK CAFEでマネージャーとして運営に携わる。しかし飲食経験も経営経験もなく、お客様に知ってもらえない。という壁にぶち当たり約2年半でカフェの赤字は-3000万に。そこからカフェのオーナーが、ソーシャルメディアに力を入れはじめ、スタッフをプロデュースし、まだまだ小さな個人店に、全国から足を運んで頂く状況やメディア出演をするなど、SNSだけで最盛させる。現在は、その経験やSNSでの拡散力、発信力を活かして、CAFEで運営している生配信番組『MK TV』やラジオ、イベントなどでMCや、ソーシャルタレントとして、様々な企業さんのPRの請負やプロモーションをの仕方を個人の方、企業への研修など、活動の幅を広げている。
やりたいことをやっていると感じさせるパワフルなイベントに感動
今回は、メイクアップパフォーマンスを行う世界唯一のアーティスト、ミワンダフル(横山美和)さんと、カフェマネージャーとFMラジオのパーソナリティー務めるYuri(桜井有里)さんをお迎えしてのグラコネ対談です。今まさに夢を叶え、目指していた目標を次々と実現しているお二人。これまでどんな苦労をしていたのか、これからどんな驚きと感動を与えてくれるのか、聞いていきたいと思います。それではグラコネ対談スタート!
真衣ちゃんとミワンダフルのメイクアップレストランに行ったんですけど、とても感動しました。メイクとエンタテインメントを組み合わせるっていう発想そのものが驚きで、会場に入った瞬間からすごーい!ってなって、すごく盛り上がりました。メイクアーティストは居ますけど、演出までしたメイクパフォーマーは、ミワンダフルさんだけですよね。
前回の活動(メイクアップレストラン)では、原宿に会場を借りて、2日間、150人のお客様をお呼びして活動させてもらったんですけど、すごく盛り上がりましたよね。私も感動して、最後は泣いちゃいました。
言葉が正しいのかわからないけど、会場に入ったとたん、完璧すぎる世界観の演出に『こりゃ、やられた!』って思いましたね。ショーが始まる前から、このワクワク感を味わえるなんてなかなかない。31歳の私がこんな乙女になっちゃいましたよ!最初からこうした活動を続けてきたんですか?
専門学校を卒業したハタチの頃、古着屋でメイクの仕事を始めたんですよ。知り合いの古着屋の店長さんが「みんな服はオシャレなのにメイクがいまいち」みたいなことを言っていて、お金は出せないけど、ここでメイクのアドバイスをする仕事をやってみないか?って誘われて、イチもニもなく、やります!って答えたんです。
ヴィンテージ物のアイテムや家具なんかも扱っているお店でね、そこで仕事をしていると、あたかも自分がすごくオシャレな人みたいに感じれて、すごく幸せだった。これが私のルーツになってる。みんな服は着替えるのにメイクは着替えないのね、で、私が服に似合ったメイクをアドバイスをすると、とても喜んでくれた。
これまでの経験で辛かったこととかもありますか?
フリーになりたての頃がいちばん辛かった。“メイクの屋台”をしたいって構想が頭にあって、どんなにお金にならないイベントでも日本全国を駆け回っていたんだけど、元上司や先輩たちに「そんなんでどうやって食べていくんだ」って怒られてばかりで、また、その通りだったから、お金も自信もどんどんなくなっていっちゃって、本当にココロがからっからに枯れて元気がなくなっちゃった。
え〜。どうやって克服したんですか?
やっぱり、やりたい!って気持ちと応援してくれる人がいてくれるってことかな。私は、まず一歩踏み出した。やりたいことやっていたら、なんとか歯車が噛み合ってきたって感じ。押し続けてきたメイクの屋台を止めて、美容師の国家資格をとって、ピンクフレームのプロジェクトのメンバーと『MakeUpTour』(世界中のストリートやカフェ、イベント会場で日本流のメイクをパフォーマンスとして見せる活動)を始めた。このおかげで、私はすっごく元気になった。
海外でのメイクアップレストラン初公演が決定
LAでメイクアップレストランを開催するんですよね?
そう!ツアーイベントとしてはLAに何度も行っているけど、メイクアップレストランの開催(2017年2月開催予定)は今回が初。すごく出会いに恵まれたの。LAの雑誌社の人にコンセプトを見せたら、スポンサー探すから、ぜひLAでやりましょうってことになって、私もこんな性格だから、ノリノリになってやります!ってなった(笑)
仕事を始めたばかりの頃は、やりたいことを言うことや嫌われることが怖かったり、我慢しなきゃと勝手に思っちゃって、臆病になってた。やっていることは昔も今もそんなに変わらないけどね、今はこれは言わないとと思うことは言えるようになった。それが挑戦するチカラになっていると思う。
マルチな活動を行うYuriってどんな人?
YuriちゃんのやっているMKカフェって、カフェなのにライブ配信とかもやっていて、すごく不思議ですよね。Yuriちゃんってどんな人ってなる人が多いんじゃないかな?
カフェを始めたキッカケは、みんなが集まれる場所を作ろうってことだったんです。飲食のお仕事はやったことがなかったんですけど、協力してくれる人たちに支えられて、当時の熱量だけでノープランで始めちゃいました。
飲食の仕事もそうですが、お店の経営自体もやったことがなく、当然、お客さんは集まらなくて、苦労しました。そこで、お店を知ってもらう方法を探したんですけど、チラシやサイトでの告知はコストの割に集客が悪く、いろいろ模索している内にSNSを使った情報発信に行き着いたんです。もちろんSNS発信も苦労はしましたが、いつしかフォロワー数がカフェとしては日本一になったんです。そこからブログ見ましたって北海道や大阪、海外からなどからもお客さんが来てくれるようになって、やっていけるようになりました。
それが今の情報を発信していく仕事の根幹になっているんですね。
そう。自分たちの成功体験を活かして、情報発信に困っている人たちをサポートできるんじゃないかと考えたの。企画を考えている内にフェイスブックでの生配信が始まり、私たちの活動をより広く知ってもらえたことで、さらにいろんな人との繋がりが増えた。
カフェとか、SNSでの生配信とか、ラジオのパーソナリティーとか、いろいろやっているけど、全部がまったくの素人から始めたことばかり。みんなが集まれる場所を大切にしながら、今後もいろんな人の飛躍を応援していけたらなと思っています。
Yuriちゃんは落ち込んだりするようには見えないけど、影ではどうなんでしょう?
落ち込んでいれば状況が変わるかというと、変わらないですよね。結局はやるしかないっていうことを私は学んだんです。そこから落ち込まなくなった。大変だなキツいなってことはあるけど、悪い考えが浮かぶ悪循環になる前に、何でもどんどんやっちゃうようにしています。
今後の活躍も期待されるお二人ですが、これからの目標は?
2016年は5年かけてやってきたことが、やっとカタチになったって年だったのね。それをもっと信じて、より強くしていきたい。それとアーティストであるミワンダフルだけでなく、プロデューサーであるミワンダフルの側面を出していきたい。アートとビジネスって対局な位置にあるけれども、固定概念を崩して、自由に新しいミワンダフルを開花させていきたい。あとは、ホノルルマラソン。走ります!!
私は、ソーシャルからリアルに出会える場『エンタメディア』って活動を1年かけてやってきたんですけど、これの土台が固まってきたので、さらに広げていきたいですね。私のサポートが人の役にたてる、たっていると思うことがすごく楽しいので、まずはチャレンジしている自分の姿を常に発信していきたいです。
実は新しいチャレンジとして、オリジナル曲を作ってもらったんです。それを歌手でもない私が、みんなの前で歌います(2月19日公開予定)。FMラジオの方もスポーツ選手の方とか、これからもどんどん有名な方々をゲストに招いていくつもりなので、楽しみにしていてください!
この対談を通じてグラコネされた3人で、できるイベントとかあれば是非やってみたいですね。本日はどうもありがとうございました!
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