ブロックチェーンを理解するには、当然の事ながら技術の理解が大事だ。
しかしそれと同時に、私自身は暗号技術だけではなく地政学や経済を学びながらこの領域を学ぶ事にもより積極的でいたいと思っている。
こうしたキーワードから真っ先に頭に浮かんだのが、今回インタビューをした木村優氏だ。彼はSSRNという論文アップロードサイトに論文を多数投稿している研究熱心な人物だ。
今回のインタビューでは彼にいま考えていることを聞くと同時に、経済目線から見る暗号通貨・ブロックチェーンの未来について学んでいきたい。
早速ですが、この業界に携わる前は学生だったんですよね?
今も学生ですよ(笑)大学院です。起業したのは大学3年生の3月終わり際で、大学4年生の時からブロックチェーンの研究を始めています。
当時、経済学部のゼミでビットコインの投機が流行っていたんですよ。儲かりはしなかったんですけど、グループ論文提出の時期だったので、チームでブロックチェーンのことを論文に書いたら良いんじゃないかということで、まとまりました。その結果、学年優秀賞を獲ったんです。
その時にブロックチェーンの技術をかなり調べましたね。2017年夏くらいですから、バブル前ですね。
一緒に論文を書いていた人たちも、この業界で一緒にお仕事されていたりするんですか?
僕と一緒に中心でやっていた仲間の一人は東京大学大学院に行き、経済の研究をしていますね。僕は大学院で経営学の方に変わりましたけど。
大学院というと研究に没頭しているようなイメージですが。
最近の木村さんの発言はNEMからCOSMOSが増えたので、COSMOSの人と思っている人もいると思うのですが、そういう訳じゃなくて以前から両方開発していましたよね?
Cosmosはブロックチェーン同士を繋げる技術なので、特定のブロックチェーンと競合するものでもないんですよね。Cosmos SDKというブロックチェーンそのものを作るキットを使ってアプリを開発するか、NEMを使ってアプリを開発するか、といったところでは比較対象になりますけど、NEMだけではできないことはCosmosSDKでやるしかないですし、逆にCosmosSDKを使うまでもないところは、ブロックチェーンの中でも特に簡単なNEMを使うという形で使い分けています。
LCNEMが開発しているステーブルコインの進捗を教えてもらっていいですか?
そうですね。COSMOSに関してはIBCプロトコルというブロックチェーン間でトークンを送り合う通信規格がまだ開発途中なので、COSMOSに関してはこっちも様子を見ざるを得ないというところですね。
取引所の方たちを交えてステーブルコインを取り扱うにあたっての法的な問題点や技術的なコスト、セキュリティ面のリスクなど総合的にディスカッションをしていて、どういう風にしていくのが良いのかを議論する勉強会をクローズドで始めています。
昨日も、ある取引所のオフィスで第1回目を開催したのですけど、法的な課題やコストなどを解決すれば、ステーブルコイン自体のポテンシャルには関心を寄せていただいているので、引き続きディスカション深めて改善していきたいなと思っています。
ステーブルコインと言えば、話題になっている「リブラ」があるかと思います。リブラに関してはどういう印象を最初にもたれましたか?
そもそもリブラがステーブルコインでやるっていうこと自体が僕はまず誤解だと思っているんですよ。
ステーブルコインという言葉の定義とは、とある海外の機関が出している定義では一つの通貨に対して1対1になるというように定義されています。なので、例えばベネズエラのボリバルみたいにインフレが激しい通貨であっても、ベネズエラボリバルテザーというのがあったら、それもステーブルコインの定義としてボリバルが動いていてもそれはステーブルコインなんですよ。
逆にリブラみたいにいろんな通貨を混ぜて安定していると言っても、一つの通貨ではないので、それはステーブルコインという定義から外れているということになります。その定義に則ってみると、リブラがステーブルコインと混ぜて議論されているというのは、割と混乱を招くのであんまりよくないんじゃないかなと僕は思っています。
なるほどなー。ステーブルコインの定義ひとつとっても、実際諸説乱立していますよね。仮想通貨取引所のBinance等では、金や銀といった貴金属とのペッグもステーブルコインとして定義されていますし…。必ずしも法定通貨とのペッグとは限らないという見方もありますしね。
とはいえ、海外の機関が出している定義基準に話すと、ステーブルコインの「ステーブル」という名前の付け方自体が誤解を生んでいるような気もします。
そう、一人歩きしてますね。ステーブルコインとリブラを分けて議論したほうがすっきり整理すると思います。
リブラに関して僕は技術的、法的には練られたスキームだと思いますけど、経済学的にはあんまり練られていないと思います。
というのもIMFの特別引出権SDRというのがあって、それと経済学的な性質はまったく同じなんですよね。Libraのスキームが経済的なインパクトを残すかどうかは一部実証済みたいなところがあります。SDRはXDRという通貨単位まで用意されていますけど、現実ではほとんど使われていないようです。
良いか悪いかは別なんですけれども。特別新たな発明というよりも安定させることが目的に作られているなという印象を受けましたね。
これはあくまで推測なのですが、リブラを暗号資産として分類すると危険だということが金融庁の見解としてあるのではないかと思っています。
僕はその方向で進むと思っていて、暗号資産でない概念、例えば資金移動業や金商法などに分類されるのではないかなと。そうするとリブラを取り扱うハードルは上がると思います。ですのでリブラのインパクトは法律次第というところでしょうか。
経済に与えるインパクトが大きいから法律をどうすべきかというのではなくて、法律はロジックで決まるものなのでそこは捻じ曲げるべきではないと思ってます。リブラが法律でどう分類されるという事は、ポジショントーク抜きに、金融庁で整理をされてから決まるかなと思っています。
木村さんとは、COSMOSミートアップを一緒に開催している仲でもあるので、COSMOSの話題に移りたいと思うのですが、COSMOSのSDKでみんなが独自チェーンを作るようになるとも予想できるのですが、どう思いますか?
確かにそうかもしれませんが、独自チェーンってそう気軽に作れるものではないんですよね。COSMOS SDKのプログラムはよくできていてるので、作ること自体は簡単なのですが、独自チェーンの運用は神経を使うものです。ですからそのあたりが改善されてきたらその可能性はあるかもしれません。
既にイーサリアム上で稼働しているサービスでも、GAS代などのイーサリアム上で運用し続けるコストが高くなっていくと、独自チェーンに移行する事例が増えていくのではと議論されています。
例えば既にアクティブユーザーが多いdAppsだと、仮に将来ETH2.0が期待されるほど進まなくてイーサリアムのGAS代高騰やトランザクション詰まりが頻発するような事態が続いた場合、提携企業を集めてコンソーシアムチェーン作って移行するという選択肢も出てくるのでは?といった予想も出てきています。
既に稼働しているdAppsを移行するのはかえって大変だと自分は思います。独自チェーンにすると、ブロックチェーンをダウンさせないようにノードを沢山立てて監視しないといけないですので、一つ一つのdApps単位で独自チェーンで運用するには、まだまだ時間がかかるかなと思っています。
なるほど。最近注目してるプロジェクトとかはありますか?
自分が最近注目しているのはKavaというプロジェクトです。これは、Cosmos SDKを使ってMakerDAOのような事をやろうとしています。Kavaのように、アプリというよりインフラとしてそれ自体が使えるものがまず最初に作られていくのかなっていう気がしてます。
kava:https://www.kava.io/
この業界で影響を受けた人がいたら教えてください。その理由もお願いします。
質問の回答になっているかわかりませんが、最初、NEM界隈の人達が優しかったのでとてもお世話になりました(笑)その後はNEM界隈にとどまらず、ブロックチェーン界隈で色々と発信させてもらっていますが、やはりNEM界隈の人に最初に一番影響を受けたのかなと思います。
NEMのコミュニティー力は、前回のJeffとfloraインタビューでも感じました(笑)
その後は、COSMOSに関しては大石さんから影響を受けている部分はありますね。
あとは、あんまりいないかな。割と我が道を行くタイプなので。
なるほど。私の中でも木村さんは我が道タイプだと認識しています(笑)
業界では色々な議論が常に繰り返されていますが、木村さんが「この考え方は間違っている」と思うことなどはあります?
そうですね。最終的にはCOSMOSのビジョンみたいに、いろんな独立したブロックチェーンが出てきて、ブロックチェーン業界自体もどんどん分散して広がっていくという未来を見ています。ですから、イーサリアムがすべてのチェーンを飲み込むとか、ビットコインのサイドチェーンがすべてを飲み込むとか、そういう未来はあまり僕には見えてこないですね。
最近はそんな極端な話をする方は少ないので、大体みんな僕と同じような考えに近づいていってるんじゃないでしょうか?
昔話をする気はないですが、2年前、私がある新しいブロックチェーンの話をしたら、村八分にされましたからね。ですから当時は発言に窮屈さを感じていました。今はだいぶ良くなった気がします。
2019年後半から2020年にかけて、この業界って広がりをみせると思いますか? またその鍵となる事はなんだと思いますか?
そうですね、広がる鍵としては、今までの発想を転換しないとできないと思います。例えばイーサリアムアプリのメタマスクと言われたあのユーザーエクスペリエンスから変えないとまずいなと僕は思っています。
あんなパスフレーズメモしてというのが一般の方がするわけがない。そういうウォレットのユーザーエクスペリエンスを根本から変えて、ユーザーがブロックチェーンを感じないような設計にするということが広まっていかないといけない。逆にそう言われてみればポテンシャルが非常に大きいのではないかなと思っていますし、そういう視点から開発しています。
管理が難しいものが多いのは事実ですね。これのパスワードどれだったっけとか泣きそうになる事多いです。(笑)
その中で例えばDapperみたいな秘密鍵を自分で預からない形のウォレットもありますよね?ああいう形で第三者に管理を委託することによってユーザビリティをあげるという発想なのでしょうか?
そうですね。アプリの運営側に秘密鍵を預けるというのも極端な解で、バランスの取れた解としてはブラウザのローカルデータを記録する領域に秘密鍵を保管するとか、そういうことをすると割とセキュリティとユーザーエクスペリエンスの良いバランスが取れたりするので、まだまだそういうところに可能性があるかなと思っています。
セキュリティとユーザーエクスペリエンスのバランスは大事ですよね。
今よりはもう少し良いバランスがあると思うので、そういうものを作っていきたいですね。
そこの解決はとても大事だと身をもって感じています。
木村さんが最近チャレンジしていることは?
最近チャレンジ続きですね。
僕は本気を出したらちゃんと物事を分かりやすく説明できる人なのですよ。分かりやすく説明しなければいけない場だったら空気を読んで噛み砕いて説明できるタイプの人間なんです。(笑)
でも僕は少し誤解されていると思っていまして、難しい理論的な説明しかしないと思われていると思うのです。ですからその誤解を解くのに今チャレンジしています。
厳密さが大事だなと思った時にあえて難しく話しているんですよ。
今日、この場でそう発言した事によって間違ったイメージはちょっと変えれるかもね!(笑)
どんな世界を実現したいか、描く未来について教えてください!
最近マクロ経済学の論文を書いたのですが、それが僕が描く経済の全てですね。描くというか、僕の妄想から数式を作ったのではなく、事実から数式を作って得た結果が僕の理想像です。今ってみんな貯蓄ばかりしているじゃないですか。
おそらく今みんなが貯蓄ばっかりしているのは増税を予想してるからなんでしょうけど、ぼくの論文を読めば財政の問題もはっきりとわかります。日本政府は1000兆円の債務があるから返さないといけないと言われていますが、それに従って政府が債務返済すると世の中のお金の流通量が減るんですよ。みんな貧しくなる。論文では財政の維持と景気の両立の方法にも触れています。投資せず貯蓄ばかりしなくていい世界が理想ですね。リスクを恐れずチャレンジしていく人に優しい経済がいいです。
お年寄りと若者を平均してもお金貯めすぎです。なぜみんな貯めてしまうかというと、物価と給料が両方下がっているからですよ。このデフレ現象が改善されれば、過度な貯蓄も絶対改善するのでそうなって欲しいとしか言えないですね。
ホリエモンも「あり金は全部使え 貯めるバカほど貧しくなる」という本を出版されましたよね。
その論文は「スペックの持ち腐れ(木村氏のブログ名)」に書いてありますか?(笑)
論文はSSRNという論文をアップロードするサイトにあげています。まだ落合 渉悟さん(sgさん)くらいしか理解してくれてないと思います。先ほども言いましたが、僕はもう少し噛み砕いた簡単な説明もできる人なので。(笑)簡単に説明しているスライドを作ってどんどん発信していきたいなと思っています。
いま経済で何が起こっているかということとリンクして、みんなにわかるように伝えていくのが大事で…っていうか私も勉強中!
僕の論文は直感的に読むと中央集権強化に見えてリバタリアンとかアナーキストにとっては疑問符がつくと思うのですが、実はそうではなくて、正しく読めば地方分権的にしていく方がいいという結論になります。
国内にとどまる影響であれば地方分権が進んでいく方が良いんじゃないかと思うんですけど、現状は東京一極集中がどんどん進んでいるので10年では変わんないかもしれない。でも、もっと先を見ると地方分権化した方が良いと思うはずです。
ちょっとだけ関係しますね。地方が通貨発行すればいいんですよ。日本が発行する円を使わなくとも北海道庁が発行する北海道円を使っても良いし、沖縄県庁が発行する沖縄円を使っても良い。
僕の論文ではハイパーインフレーションの条件が導出されてるので、ハイパーインフレーションを起こさなければ別に国じゃなくても地方が通貨を発行できます。ハイパーインフレーションとは通貨価値が急速に無価値化する現象で、必要条件は「税金として徴収する主体がいること」です。逆に、暗号通貨は通貨ではなく資産であるという結論にもなります。
なるほど、確かに暗号通貨、ブロックチェーンは地方分権に役立ちそうですね。
「信用創造を止めた後の金融政策の役割とはどういうものか」についてなのですが、教えてください。
例えば、藤本さんが木村銀行にお金を預けたら、預金準備率というものを中央銀行に預けなければならなかったんですよ。藤本さんが預けた100万のうちの50万を中央銀行に預けて、残りの50万を貸し出しとかに使えたんですね。
信用創造を禁止するということは100%中央銀行に預けなければいけない。そうすると銀行は誰にも貸し出しできなくなるんですよ。でも、そこで中央銀行が無利子で民間銀行にお金を貸して、これを銀行が民間企業に貸していけば経済は回っていくというのが僕の理論です。「物価水準の貨幣理論MTPL」というタイトルです。
経済学って論争が長く続いていて主流派と非主流派に分かれていて、メインストリームではFTPLという理論があって、割と抽象的な理論なのです。それを拡張しました。その拡張にあたっても非主流派のMMTというのを参考にして、主流のFTPLを拡張しました。なので「MTPL」と名付けました。
ビットコインのプロトコルに信用創造の機能はないですけど、誰かがやろうと思えば信用創造できてしまうんですよね、実は。
景気を良くするために毎年1%ずつ価値を減らしていくことが景気にとって一番いいんですよ。ただ逆に法定通貨で貯金してもどんどん減っていきます。だから貯めたいならビットコインみたいな暗号資産で貯めろという結論になる。そこが僕のMTPLとビットコインの接点ですね。
ちょっと待って!笑ってごめんなさい。意外すぎまして。絶対観たことない作品をいうのだろうなと思ってメモする準備してました。(笑)
それも誤解なんですよ !意外と僕は普通ですよ。(笑)
あとは「タイタニック」が好きです。興行収入上位の映画が僕は好きです。(笑)あと小説はあまり好きじゃないんですよね。情報量が多い動画や映画の方が好きですね。
小学校の時にシンガポール住んでたので、シンガポールは好きです。
小2から小5まで住んでいました。シンガポールってガム食べるの禁止なのですよ。ガム捨てたら街が汚れるのが当局にとって嫌みたいで。街をキレイにするために禁止なのですよね。
タバコは大丈夫なのに!ガムは食べることすらダメなのですか?
ガム自体が売っていないのです。なので小さい頃は日本に帰国すると、ガム食べまくって、顎炎症起きましたもん。(笑)
いやいや!インタビューで人間っぽさ出しすぎでしょ。(笑)
シンガポールは多民族国家なので中国、マレーシア、インドネシアの人が結構いっぱいいて、色々な文化に触れ合っていました。だから多文化には理解がある方かなと思います。自分が育った日本と、住んでいたシンガポール、シンガポールの文化を構成してるような国は好きですね。
小学生の時は暇があればドッジボールしていました。あと水泳が好きでしたね。シンガポールはずっと夏なので。中学校の時は部活でテニスをしていました。
対戦した人からは、すごいフェイントっぽく見られてましたね。
現在は、向こうは大手企業で、僕はハイリスクで分かれてますが。(笑)
最近はサッカー観戦にハマっていますね。
2018年のワールドカップを観て、日本がベルギーにギリギリで負けたりとか、あれですごくサッカーが好きになりました。
そうですね。しかも、乾貴士選手が僕の実家の隣町出身なんですよね。
ベルギーのゴールに2点目となるミドルシュートを放ったシーンにはすごく熱くなりました。サッカー観戦がすごく好きになって、よくDAZNで観ています。暇な時はサッカーボールでリフティングして、今はだいぶできるようになりました!
けっこう凝り性なところあるんですか?
私も昔、練習して、きっと今でも50回くらいはできるはず!
あ、負けず嫌いなところを出してしまいました。(笑)すみません。
凝り性なのかはわかりません。大学時代は軽音サークルにも入っていたんですよ。一応ボーカルとかコーラスとか、パソコンで打ち込みなどもやっていました。
けっこうスポーツ、音楽、色々とやっていらしたのですね。人って聞かないとわからないですね!(笑)モデルをやっていたのは噂で聞いてましたが。
そういえば、プログラミング始めたのはいつですか?
僕はゲームでズルをする仕組みを調べたくてですね。(笑)
当時モンスターハンターが流行っていて、狩りのお供として猫を連れていけるんですよね。その猫は通常は非力なのですが、ズルをすると、一発で敵をやっつける強力な猫になります。そんな猫は「バグ猫」と呼ばれていました。
それがどういう仕組みなのかに興味を持って調べたというのがプログラムに触るきっかけでした。高校の受験勉強の休憩時間にやっていました。
みんな、入り方それぞれだけど面白いですね!
インタビューするのにオススメな人はいる?
インタビューも終盤になってきましたが、この革命を一言でいうならどう表現しますか?
正直なところ、ただ革命的なだけの技術じゃんってスタンスですね。大事なのはこの技術を使ってどんどん革新的なもの出していくことじゃないかと思いますし、むしろ出していきたいです。
歴史の教科書に自分が載るとしたらどう書かれたいですか?
停滞する日本経済の処方箋を出した“野良の日本の経済学者”として書かれたいですね。(笑)実は、僕の論文もクラウドファンディングを計画しています。政治家に読んでもらって政治家に教えるしかないなと思ってまして。政治家に叩き込もうかなと。200万くらいあれば政治家呼べるのではと思っています。
凄い!!頑張ってください。パトロンなります。(笑)
彼は自らを「我が道を行くタイプ」と言った。
言葉通り、彼は固定概念に縛られない身軽さ、そこから出てくる発想の柔軟さを持ち合わせている。
それは「COSMOSとNEMの相互に補えるように二つを使い分けている。」「極端な解ではなくバランスの取れた解を見つける。」という発言から読み取ることができる。
「こうでなくてはいけない」は、時にして人の思考を止めてしまうこともある。彼にはこれからも、その柔軟な発想力を生かして、”言われるまで気づかなかった”視点を周りに与え続け、思考を止めず突き進んで欲しい。