つながるをつくる。株式会社グラコネつながるをつくる。株式会社グラコネ

勝手にGracone対談

勝手にGracone対談

アダム・トレイドマン / アーロン・ボイジーン

breadwallet Co-founder

◆アダム・トレイドマン
1976年アメリカ・シカゴで生まれ。
レンセラー工科大学でコンピュータシステム工学を学び、1997年にNASAに勤務。
1998年にシリコンバレーに移り、Texas Instrumentsに勤務。
2003年Hier Designの営業部長に就任。
2004年にChip EstimateのCEOに就任。
2008年Cadence Design Systemsが同社を買収。その後ゼネラルマネージャーを務める。2013年にWearSensとを立ち上げ、2014年に医療機器会社に買収される。
2015年bread walletを設立。現在に至る。

◆アーロン・ボイジーン
1977年アメリカ・オハイオ州生まれ。
パデュー大学でコンピュータサイエンスを学んだ後、1999年からJungleeに勤務(後にAmazonに買収)その後Cadabra(Yahooで買収)とYammer(Microsoftで買収)に勤務。

2011年に私Lighttを共同設立。
2015年breadwallet設立。現在に至る。

breadwalletホームページ:http://breadwallet.com/

兼元謙任

株式会社オウケイウェイヴ 代表取締役社長

1966年7月22日、愛知県生まれ。
愛知県立芸術大学卒業、株式会社GK京都、株式会社ダイワ、株式会社イソラコミュニケーションズを経て、1999年に株式会社オウケイウェイヴの前身、有限会社オーケーウェブを設立。2000年2月より現職。
一般社団法人新経済連盟幹事、ブロックチェーン推進協会理事、一般財団法人ブロックチェーン技能認定協会代表理事。
主な著書に『グーグルを超える日』(ソフトバンク クリエイティブ)、『ホームレスからのリベンジ』(小学館)、『ホームレスだった社長が伝えたい働く意味』(大和書房)、『これで僕はホームレスから上場企業の社長になった1日1枚成功シート』(東洋経済新報社)、『元ホームレス上場企業社長のリアルな「お金」の話』(こう書房)など。
オウケイウェイヴは互い助け合いの場の創造を目的とした日本初、最大級のQ&Aサイト「OKWAVE」(http://okwave.jp)の運営、国内市場シェア最大のFAQソリューション「OKBIZ.」シリーズ等の企業向けサービスを提供、個人向けの課金Q&Aサイトの運営をしています。

ビットコイン普及の鍵を握る三人の顔合わせ

藤本真衣

今回の『勝手にグラコネ対談』では、日本初・日本最大級のQ&A サイト「OKWAVE」を運営する株式会社オウケイウェイ
ヴ社長の兼元謙任さんと、ビットコイン利用者に高い支持を得るbreadwallet(ブレッドウォレット)代表アーロン・
ボイジーンさん、共同設立者であるアダム・トレイドマンさんをグラコネしたいと思います。
1 年前程前にお繋ぎした3 名ですが、改めてここで対談していただきます!グラコネ対談スタート!

藤本真衣

まずはアーロンさんとアダムさんに、日本でビジネスを開始するまでのバックグラウンドについて伺いたいと思います。
また、日本の業界の良いところと悪いところについても、ぜひお聞かせください。

アダム・トレイドマン

(実際は英語でお話されていますが、翻訳してお伝えします。)

私は、約20年前にビジネスを開始しました。元々はエンジニアだったので、私の基本的な考え方にはとてもテクニカルなところがあります。開始当初は、セールスについてよく判らないこともありました。しかし何とか実現することができました。父が長くセールスに携わっていたので、何かDNA的なものによると思っています。しばらくセールスに関する仕事をした後、シリコンバレーでベンチャー企業を立ち上げました。その後、私は三つの会社のCEOに就任しました。そこで多くの製品やチームを作り出し、収益を上げました。そして2014年、アーロンとbreadwalletを立ち上げたのです。

藤本真衣

ビットコインに興味を持たれた経緯についてお聞かせください。

アダム・トレイドマン

実のところ、私はビットコインについて興味を持たない側の人間でした (笑)

アダム・トレイドマン

ビットコインについて懐疑的だったと言えます。ビットコインとは、どこか曖昧で、バブルがはじけたテクノロジーのものに感じ、関心を持った一部の人たちのもののように思っていました。しかし、世界中の人々とコミュニケーションできるインターネット上で活躍するビットコインは、お金として壮大な可能性があることに気付いたんです。好む、好まざるにかかわらず、お金というのは社会にとって実に重要な存在です。また、それ以上に重要なことはコミュニケーションです。コミュニケーションはあらゆる取引の一部として使用されるからです。
通貨は数千年にわたって変化してきました。結局、変えるということは、使い慣れてきた何らかの機会ではなく、社会のさまざまな地域でどのように機能させるのかということなのです。その点に関しまして、私は非常に大きな関心を持っています。ビットコインが存在すべき場を実際に作り上げていくべきだと考えています。

藤本真衣

兼元さんは、ビットコインについて、どう思われていますか?

兼元謙任

3年くらい前になりますが、breadwalletのアドバイザーを務めているロジャーさんが、ものすごく興奮して「ビットコインで国境がなくなる」と言っていたのを鮮明に覚えています。
僕は運営するOKWAVEのQ&Aによって、国の壁を取り払いたいと思っています。ビットコインなら、新たな投資をせず瞬時に、手数料なく、お金を送りあえる。それなら、助け合ったあとの「ありがとう」が、この仮想通貨、デジタルカレンシーだったらできるのではと思って、これはもう実装しなければと思いました。

ビットコインへの注目が確実に上がってきたと感じる

藤本真衣

各メディアで紹介されているなど、ビットコインの注目が急上昇し、かなり認知も広がっているように感じますが、兼元さんは、実体験としてどう感じていらっしゃいますか?

兼元謙任

企業にbreadwalletを紹介する際、以前は、「いいよ、マウントゴックスさんでしょう」みたいな感じでした。しかし今は、話を聞かせてくれ、レクチャーしてくれというのが、たくさん来るようになり、かじりつくように聞くようになりましたね(笑)

兼元謙任

藤本さんは、ブロックチェーン推進協会(Blockchain Collaborative Consortium)をご存知ですか?[はい。知ってます。]日本では、多くの人がブロックチェーンの講義を聴講し、人気となっています。30人限定のブロックチェーン大学校の講義は、教室に入りきれないくらい人が集まっていますよ。
2016年7月に三菱UFJフィナンシャル・グループが、ビットコインの管理・決済サービスを提供する米コインベースへの出資を表明し、ビットコイン業界への参入を明らかにしたニュースがありましたが、これも実に興味深いことです。

アーロン・ボイジーン

シリコンバレーやニューヨークが米国の金融市場の中心であると私は思っています。このナンバーワンの地域で、いかにテクノロジーを効果的に駆使できるか、大きな関心とともに取り組んでおります。
ビットコインが変革を起こしてきたのと同様、現在の経済通貨は、ビットコインによって刷新されます。ご存知のように、多くの中間的な投資資産が発生しています。このため多くの大手銀行、金融機関が、ビットコインに参入しています。現在の銀行は、ビットコインやブロックチェーンのような新技術によって破壊されるのではなく、よりスマートに行動するだろうと私は考えています。

アーロン・ボイジーン

日本の銀行や日本政府が、より保守的に米国やヨーロッパの潮流に従おうとしている傾向があることを知って、私はとても驚き、また嬉しく思っています。日本は事態にかかわる最初の当事者として変革を起こそうとしています。保守的な日本の銀行ですら、アメリカの銀行のように行動しようとしていることは驚きであり刺激的でもあります。
ビットコインはすべてのルールを変えます。皆さんのような方々とつながりを持ってルールを変えていければ、そして結果的に事を機能させていくことができれば、とても嬉しく思います。

気になるOKWAVEとbreadwalletの今後の動きについて

藤本真衣

多くのビットコイン利用者は、OKWAVEとbreadwlletの新たなニュースを興味深く待っています。今後、どのような活動を予定しているのか、お聞かせください。

兼元謙任

OKWAVEは、2016年中にビットコイン、ウォレットIDを全ユーザーに提供しようと考えています。

藤本真衣

とても画期的なことですね!ビットコインは、ユーザーが触れたり、使える場所を増やす事により”通貨”であることをもっと伝えていく必要があると思います。それは非常に重要なことです。もし、これらの人たちにビットコインでプレイステーションを買えるとか、利便性の高い通貨であることを示せば、「ビットコインはお金なんだ」と気がついて、もっと手に入れたいと思う人が増えるでしょう。

アーロン・ボイジーン

Yes,Exactly!

アダム・トレイドマン

大切なことの一つとして、OKWAVEでコミュニティーを作るユーザーたちの目線に合わせるということです。以前のようにテクノロジーにだけかかわってビットコインを使っている人だけではないということです。だからこそ、ブレッドウォレットにとってもビットコイン全体にかかわる、とても大きなチャンスなのです。
兼元さんはビットコインについて知ってもらうというビジョンをお持ちです。私はそういったことが、実際にはすべてを変革していくと考えています。実に素晴らしいことです。

アダム・トレイドマン

大抵のCEOは一般の顧客を啓発していこうとか、何か新しいものへと導いていこうといった、そういったリスクを選択したがりません。しかし、兼元さんは、スティーブ・ジョブズのように、常に外側や背景について考えています。何を行うべきか、何が啓発を促進するのかをよくご存知です。それはパートナーシップとして実に刺激に満ちたものです。私たちのビジネスは人々にとって好都合なものにならなければなりません。兼元さんはすべての人々にそう対応されています。それと共に、社会を変えていくことができるのです。

アーロン・ボイジーン

アダムは、実にすばらしいビジネスマンでありセールスのプロです。彼は活気に満ち溢れています。彼はこれからも多くの成功を掴んでいくでしょう。私たちは、ビットコインが世界を変えていくと確信を持っています。

冒頭で語ったように、起業当初の彼はビットコインに対して懐疑的でしたが、ビットコインについて知るにつれて、今では多くの人々にビットコインの魅力について語りかけています。

アダム・トレイドマン

チームによって企業は成功に導かれます。これはとても重要なことです。成功するためにはビジョンが一致していなければなりません。もちろん、多くの人がビジネスの成功は収益を上げることだと思っています。しかし、ビジネスに取り組むのが、ただそれだけの理由なら、取り組むべきビジネスではないかも知れません。自分が取り組んでいることに対して、情熱を持たなければなりません。何かを上手く行うことで、誰か他の人を助けるということなのですから。

アダム・トレイドマン

兼元さんは人の役に立つことを考えおられる方です。兼元さんにビットコインのティッピングシステムについて話を聞き、私たちは自然にOKWAVEとつながりを持つことについて考えはじめました。私たちは兼元さんのビジョンに共感し、私たちのビジョンとよく似ていると感じました。こうして、私たちは良好な協力体制を持つことになりました。

藤本真衣

お2人をお引き合わせしたのも「ありがとう」と大切にするとても素敵な人で絶対気が合うと確信したからでもあります。今、お2人の関係、2社の関係がとても嬉しく思っております。
本日はありがとうございました。私もOKWAVEとbreadwalletの成功を心より願っています。

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左から 兼元謙任 藤本真衣 アダム・トレイドマン アーロン・ボイジーン

Photo by Aaru Takahashi

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